動画解説

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はじめに

今回は、読者の感情をグラグラ揺さぶる
ライティングテクニックについて説明します。

コピーライティングの世界では

・ギャップ(へだたり)法
・コントラスト効果



などと呼ばれることもありますが、
僕としては、


感情ぐわんぐわん揺さぶりライティング


と呼ぶことにします。

※ギャップとは「隔たり」、「食い違い」の意味

感情ぐわんぐわん揺さぶりライティングとは?

「感情ぐわんぐわん揺さぶりライティング?
 はっ?意味わかんねえ」


といわれそうなので、
具体例を上げて説明してみますね。


【例1】月10万円稼げるようになりました。

【例2】3年間、無報酬だったニートが、
メルマガアフィリを始めて3か月で月10万
稼げるようになりました。

【例1】と【例2】を比較すると
【例2】のほうが感情を揺さぶられますね。


【例2】のほうが、「具体的」ともいえますが、
今回のテーマは「ギャップ(へだたり)」なんです。

【例2】をみると
無報酬→月10万円
という「ギャップ」が読み取れますね。

このギャップを上手に使うと、
文章がイキイキしてくるんですよ。

もっと具体例を挙げてギャップ法をみてみよう

もう少し具体例を上げてみましょうか?

【例3】「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!!」
(踊る大捜査線:青島俊作)
※会議室→現場


【例4】「ナンバー1にならなくてもいい もともと特別なオンリーワン」
(世界に一つだけの花)
※ナンバー1→オンリーワン


【例5】「高く、堅い壁と、それに当たって砕ける卵があれば、私は常に卵の側に立つ」
(エルサレム賞受賞スピーチ:村上春樹)
※堅い壁→卵


【例6】「お前の為にチームがあるんじゃねえ チームの為にお前がいるんだ!!」
(SLAM DUNK:安西先生)
※お前の為→チームの為

いずれも有名な言葉ですが、上手に
ギャップを使っているからこそ、
イキイキした表現になっているわけです。

真逆の言葉、正反対の言葉

丁寧にみてみると


・真逆の言葉
・正反対の言葉



活用しています。



ここがミソなんですけど、


真逆の言葉、正反対の言葉を使うと
ギャップが生まれ、感情の振り幅ができますよね。


この感情の振り幅を与えることが
そのまま感情をを揺さぶることにつながるのです。

ストーリーライティングでの活用例

タイトルだけではなく、
ストーリーライティングでの
キャラ設定でも使えます。

例えば、


「美女と野獣」


なんかそうですよね。


野獣と美女が結ばれるというギャップがあるから、
人々は注目するのであって、


野獣と野獣、美男美女が結ばれても
さほど感情はゆさぶられません。

ヤンキーが清楚な女の子に恋をしたり、
清楚な女の子がヤンキーに恋をするから
読者は成り行きが気になってしまうのです。

ギャップ法の本質はプラスとマイナス

マイナス→プラス
プラス→マイナス


これがライティングテクニック
「ギャップ法」の本質です。

上手にギャップを使って、
読者の感情を揺さぶっていきましょう。